PDFのType 3フォントにハマった記録
完全に自分向けの備忘録です。
論文を提出しようとすると、pdf testから 「4ページ目と5ページ目にType 3のフォントが使われているからダメだよ」 と言われてしまいました。
\usepackage{lmodern}
を追加するとType 3フォントがなくなるとあった( TeX ソースの PDF に type 3 フォントが残るという話 & 対策 - Bunta's computing memorandum )ので、試してみましたがpdf testからは同じテスト結果が返される…
つまり、Tex文書の中ではType 3フォントを使用していない、ということでした。
私が作成した論文はTexで作成していて、図は全てPDFで挿入していたので、4ページ目と5ページ目にあるPDF図のフォントをAdobeで調べてみると、
あった…Type 3フォント...
ちなみに、使われているフォントの調べ方は
を参考にしました。
Adobe(無料版)でPDFを開く⇒ホームを選択
⇒プロパティ⇒フォント
をすると開いたPDFで使われているフォントが分かります。
このPDF図をCubePDFを用いてアウトライン化しました。
埋め込めないフォントを埋め込みたい(PDF変換/CubePDF) | 印刷通販ときどき猫 blog
ただ、なぜかChromeやEdgeでPDFを開いて「印刷」を実行してもプロパティが出てこなかったです。 Adobeでなら問題なくできました。
これで一旦は片付いたのですが、PDF図をPythonのmatplotlibで作成したことを思い出して調べてみると、matplotlibではデフォルトでType 3フォントが使われているようでした。
PythonのグラフのType3フォント回避 - Qiita
matplotlibでType1のフォントを使う方法 | Yuuki Nishiyama
もう少し早く気が付くべきだった…